「大人が全力で遊びたい!!」 |
2019年6月13日(木)、川崎市にある平保育園にて、保育に関わる大人を対象にしたボードゲーム研修を行いました。
最初に園長先生からいただいたご相談が素敵だったのでご紹介しちゃいます!
「うちの保育園にゲームの講師に来ていただくことはできますか?
園内研修として「あそび部」を発足させたので、まず大人が真剣に遊びたいと思いまして…。」
『何それ!素敵!!』
ということで即OKしました。
大人が楽しく生きないと、子どもは楽しく生きられない。だから大人は楽しく生きなければならない、
これはわくラボの信念の一つです。まさにピッタリなご依頼でした。
研修スタート! |
平日の夜、任意参加でしかも有料。それでも周辺の園からも先生方が続々と集まり、満員以上となりました。園長先生はじめ、先生方の熱意が通じたのでしょうね。
さて、研修は例によって「ドブル」からスタート。
ドブルの素晴らしさ、一方でスピード系ゲームの孕む危険性をお話します。
さすが、現場で日ごろ子どもたちに接している方々。大量の蓄積があるのでしょう。頷きが半端じゃなかったです。
初対面の方々でも楽しく笑いあえる。ボードゲームの魅力の一つです。
今回の研修は「大人が全力であそぶ」に加えて、「コミュニケーションを考えたい」というオーダーが追加されたので、「THE GAME」を追加。仕事としての『コミュニケーション』を再考するのに非常に適しているゲームだと思います。
終始、和やかに楽しく進んだ研修でした♪
保育園の先生方が対象だったので、以前ドイツの幼稚園に視察に行った話は丁寧に伝えました。「子どもの権利」という視点で言うと、日本は後進国です。ヨーロッパの話は先生方にとって、耳が痛い部分もあったかもしれません。ただ、それらを知っているのと知らないのでは、子どもへの接し方がまるで変わると思いますので、少しでも役立てばと願っています。
余談。講演の中でスピード系ゲームの危険性をお話したのですが、帰りに平保育園のボードゲームを見せてもらったら、スピード系ゲームばかりでした(笑)
是非、他のジャンルも買い揃えてくださいね、とお伝えして帰路に着きました♪
ボードゲームを文化に |
わくラボはボードゲームを文化にしたいと思っています。そのためには、より多くの大人に知ってもらわなければなりません。今回の講座でボードゲームを知った先生方が各保育園で普及したり、家庭に持ち帰って遊んでもらえるようになることを祈っています。
当日、ご参加いただいた皆さん、どうもありがとうございました♪