【活動報告】第3回「育脳!子どもの力を育むボードゲーム!」@東小倉小学校

2019年12月14日(土)、川崎市立東小倉小学校でボードゲーム講演&体験会を実施してきました。今年で3回目の開催です。

 

スタッフ写真は撮影しておりませんが、今回のスタッフは、いよいよボードゲームカフェ武蔵新城のお客様だけで構成されています!すごい(笑) 「わくラボ」って何だっけ・・・?

 


今回もいつも通りの進め方です。前半は親と子を分ける ⇒ 後半は親子で一緒にあそぶ、という方式です。

何故こんな形式を取るのかをあらためてご説明します。

 

親と子どもに一緒にあそんでもらう場合(特に、他の家のお子さんが一緒の場合)、大人は遠慮して全力であそんでくれません。それどころか「私はあそばなくて良いので、子どもだけ・・・」なんてことになります。

これはわくラボの理念「子どもから大人までが一緒にあそぶ」と相反するものです。どうにかできないか考え、多くの大人に必要なことは、まず「理論」をお伝えすることではないかと思いました。あそぶことの「意味」や「効果」をきちんとお伝えすることで、本気であそんでくれるのではないかと考えました。

その結果、この方式にしたところ、大人の人たちの目の輝きが違います! やはり、大人は頭から入るようです。きちんと理論の部分をお伝えし、「なぜ、今の社会にボードゲームが必要なのか?」ということについて『納得』してもらえると、積極的に参加してもらえることが分かりました。

そして、今ではこの方式は、わくラボのスタンダードになっています。

 

 

 


<当日レジュメ>

講演

「子どもの力を育むボードゲーム

 ~なぜ、今の社会にボードゲームが必要なのか~」

 

◆ボードゲームってそもそも何?

・「運」×「思考」

・子どもから大人まで「対等」にあそべること

・教育・知育ツールとしての高いポテンシャル

 

◆子どものどんな能力を育むの?

・日本の子ども達の置かれている環境

・3つの間の喪失 :仲間 / 空間 / 時間

・3つの能力       :①コミュニケーション能力 ②社会性 ③課題解決型能力

・子どもの自尊感情をどう守るのか?

・TVゲームとボードゲームの違いとは? スマホゲームとの違いは?

・SNS地獄に巻き込まれる子どもたちをどうやって守るのか?

 

 

 


 

当日の様子を写真でお伝えします。

 

 

 

 

 

3回目の寺子屋授業スタートです!

 

 

 

 

 

 

大人部屋では ドブル → ペンギンパーティー → ハゲタカのえじき をプレイ♪

 

 

 

 

 

 

各ゲームの後には解説を。

 

 

 

 

 

 

子ども部屋。写真はワードスナイパー。

 

 

 

 

 

 

たまたまだけど、良い写真がワードスナイパーでした。リゴレさんの回し者ではありません(笑)

 

 

 


アンケート結果は以下のとおりです。

 

<子ども>

Q:ボードゲーム授業は楽しかったですか?(N=23)

楽しかった:95.7%

ふつう:4.3%

つまらなかった:0%

 

 

Q:面白かったゲームは何ですか?どこが面白かったですか?

 

◆ギョッと

・どんなさかながどこにでるのかたのしみだからです。

・つりみたいなゲームだから

 

◆ドブル

・(同じ絵を)あてるところです。2名

・どきどきした

 

◆レシピ

・なにをつくるかがいいし おもしろい。

・りょうりがたりないからとるのがおもしろかった。

・レシピのりょう理をとるところがおもしろかったです。

・りょうりがつくれるのがおもしろかったです。

・レシピのカードをだしてじぶんのほしいやつをレシピっていったときに、いっぱいほしかったのがとれておもしろかったです。

・「レシピ!」とあいてのすてたぐざいをとるところ

・メニューの作り方もわかるし、おもしろかった。

 

◆ハゲタカのえじき

・まいなす1-とかあったりてんすうがあがるかーどもあるからたのしかったです。

・十と一がわかれてておもしろかった

 

◆ペンギンパーティ

・くみたてられるかがおもしろい。

・だつらく

 

◆おばけキャッチ

・かんがえるとこ

・取り合い

スピード感

・頭をつかうところ

 

◆ワードスナイパー

・お題に答えるのが面白かった。

 

 

Q:自由意見

 

◆1年生

・どれもかいたくなりました。(2名)

・すごくたのしくて、かいたいし、いっしょーあそびたいです。

・すんごいたのしかったです。

・ハゲタカがおもしろくってたのしかったです。

・ものすごくおもしろかった。

・ぜんぶのげームがどきどきしてたのしかったです。

 

◆2年生

・いろいろなあそびをできてよかったです。

・レシピのりょう理をとるところがとてもたのしかったです。

・いろいろなあそびをできてたののかったです。

・ボードゲームをおしえてくれたありがとうございました。おもしろかったです。

・ゲームがいろいろ分かった。

 

◆3年生

・ボードゲームにさんかしててよかった。

・しらないゲームもあってたのしかった。またやりたい

・楽しかったです。

・しらないゲームがいっぱいあって、よかった。

・しらないゲームがおもしろかった

・色んなゲームがあって面白かったです。

 

◆5年生

・ボードゲーム(カードゲーム)はあまりやったことがなかったけど、とてもおもしろかったです。

・またやりたいです。

・おばけキャッチのスピードがよかった!知らないゲームももりだくさんで、よかったです。

・知らんボードゲームが、たくさんあったので、新しい、ボードゲームが知れてよかったです。

 

 

 

<大人>

Q:ボードゲーム授業は楽しかったですか?(N=18)

楽しかった:100%

ふつう:0%

つまらなかった:0%

 

 

Q:面白かったゲームは何ですか?どこが面白かったですか?

 

◆ギョッと

・短時間で勝負がつきみんなで楽しめること

 

◆ドブル

・わかりやすいところ。

・集中力・展開の速さ

 

◆レシピ

・料理ができあがっていくところ

・レシピのりょう理をとるところがおもしろかったです。

・材料を考えるところを面白かった。

・料理の具材がわかりやすかった。

 

◆ハゲタカのえじき

・運と思考

・ブラフを言って心理戦

・心理戦

 

◆ペンギンパーティ

・自分が行きたいところと、他人をじゃますることのバランス

・運と頭のバランス

・相手の札を読むところ

・少し頭を使うところ

・思考をためされ、ドキドキする点もあったので

・自分のカードだけではなく、みんなのゲームカードの出すのはドキドキです

・自分の持っているカードをどの順で出すか深く考えられるところ

 

◆おばけキャッチ

・みんなで楽しめるから

 

 

Q:自由意見

・むずかしいイメージがありましたが、1年生の子どもでも楽しめるものがたくさんあることがわかりました

・コミュニケーションを高めるボードゲームが子供達の間でもっと広まって欲しい。家族にも取り入れたい。家族間パーティ等でも子供達交えてやってみたい。

・楽しみ遊びながら、考えたり、「いたずら」したり、とてもワクワクであきなさそうのゲームになります。大人でも遊びたいと実感しています。

・安藤せんせいのお話をきいてTVゲームをさせるのに不安があったのですが、何故自分が不安を感じていたのかがわかって良かった。昔は親せきが集まると、ボードゲームやカードゲームをし、大人から子供まで一緒に楽しんでいたのが、今ははなかなかそのような場、時間がなくなってきている社会的な問題もあるなと感じた。もっとボードゲームをする機会を増やしたい。

・楽しくできました。3人家族なので少人数でできるゲームが良かったです。

・先生のお話しがとても勉強になりました。ありがとうございました。

・楽しい時間をありがとうございました。

・すごく勉強になりました。料理がとてもたのしかった。また家族と一緒にやりたいです。

・ボードゲームの奥深さを感じました。もっと社会性を育てられる環境となるよう見直ししたいと思います。

・安藤先生の講義が長過ぎずポイントをついていて、考えさせらえるところが多かったです。

・親子で楽しめたのがとてもよかった。

・ボードゲームの体験学習はこれで3回目ですが、1,2回目になかったスライドなど興味ぶかかったです。

・ボードゲームは初参加でしたが、今の教育に大切なものだと理解できました。

・ボードゲームの楽しさがわかりました。ありがとうございまいした。

・ボードゲームはただおもしろいだけでなく頭をつかって遊べたのでもっと楽しかったです。

・頭がすっきりしました。

・SNSやスマホゲームの危険性なども説明もあり興味深く聞けました。ありがとうございます。

・子供たちのおかれている現状についての考えがとてもためになりました。うちの子供ぜひやりたいというゲームが見つかってよかったです。

 

 


以上です。

ご家族・ご友人と良いボードゲームライフを!


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