2024年6月8日(土)、川崎市立東小倉小学校でボードゲーム講演&体験会を実施してきました。
毎年恒例のこの企画。今年もお引き受けさせていただきました!
わくラボは寺子屋が始まって以来、毎年欠かさずお声がけをいただいています。ありがたい限り。
さて、今回もいつも通りの進め方です。前半は親と子を分ける ⇒ 後半は親子で一緒にあそぶ、という方式です。
何故こんな形式を取るのかをあらためてご説明します。
親と子どもに一緒にあそんでもらう場合(特に、他の家のお子さんが一緒の場合)、大人は遠慮して全力であそんでくれません。それどころか「私はあそばなくて良いので、子どもだけ・・・」なんてことになります。
これはわくラボの理念「子どもから大人までが一緒にあそぶ」と相反するものです。どうにかできないか考え、多くの大人に必要なことは、まず「理論」をお伝えすることではないかと思いました。あそぶことの「意味」や「効果」をきちんとお伝えすることで、本気であそんでくれるのではないかと考えました。
その結果、この方式にしたところ、大人の人たちの目の輝きが違います! やはり、大人は頭から入るようです。きちんと理論の部分をお伝えし、「なぜ、今の社会にボードゲームが必要なのか?」ということについて『納得』してもらえると、積極的に参加してもらえることが分かりました。
そして、今ではこの方式は、わくラボのスタンダードになっています。
当日の演題は以下のとおり。
「スマホ社会におけるボードゲームの価値
~なぜ、今の社会にボードゲームが必要なのか?~
寺子屋授業スタートです!
今回は22組+α の親子に体験していただきました!
皆さん、非常に楽しそうな時間を過ごしていただくことができましたよー!
アンケートの一部をご紹介します。
<子どもたちの感想>
<1年生>
・すごくたのしかった。いろいろのげーむのやりかたがわかりました。
・みんなでいっぱいやったからです。
・たのしかった。ありがとうございました。
<2年生>
・いろいろなゲームがあって すごくたのしかったです。
・たのしかった。きゃぷてんりの
・いろいろなボードゲームがあってたのしかったです。ボードゲームはいっぱいありあだなとおもいました。 ?
・たのしかった。キャプテンリノがたのしかったです。
・ドブルがたのしかったです。どうしてかというと、ドブルは色々なしらないもようがあって、おもしろかったです。
またやりたいです。
<3年生>
・イライラしたこともありました。けど「ウミガメの島」でイライラがなくなりました。(笑ったけど)それにおもしろかったです。
・いろいろなゲームができて たのしかったです。
・いろいろなげーむがあって、いつもあそんでいるゲームでもいつもよりも楽しかったです。
・バッティングというゲームがドキドキで楽しい。
・いろいろな知らないボードゲームがあって楽しかった。
・むずかしいゲームもあったけど楽しかった。
いち番楽しかったゲームはウミガメの島とドブルが楽しかった。つぎはペンギンパーティとハゲタカのえじきがやりたい。
<5年生>
・しらないゲームがしれた。楽しかった。
・楽しかったです!ボードゲームを体験してみて、ボードゲームの魅力にきづけたので、またやってみたいです!
<講師の話で印象に残った部分があれば教えてください>
・早い時期にノルマを求めすぎてしまう親の話
・社会の現状とボードゲームの効果について
・逆上がりの例
・さんまのお話(失われたさんま)
・ボードゲームが与える影響
・スマホに依存しないこと(3人)
・子どもとの接し方について
・ネット社会の現状について
・思慮深さが、今一番求められている能力というのが印象的でした。
また、子どもは承認欲求のかたまりというのは、日々子どもと接していて感じていましたが、なかなか相手ができてなかったのですが、日々の態度を改めようと思いました。
・ドイツではボードゲームが文化として根付いているという話
・楽をするのではなく、楽しむことというのがとても身に覚えのある内容で、改めて気を付けて日々過ごそうと思いました。
・ボードゲームの中に社会性を育むポイントがあること。
・子どもに対する言葉がけ、結果でなくプロセスに目を向けること。
・ルールを決めて守らせるというお話が印象に残りました。
・子どももたちに「相談できる人はいるか」の質問に、200人に1人と聞いて、とても少ない人数だったことにとても驚きました。
・集中によってストレス発散になるというのは、とても納得いきました。
・子どもも大人も相談できる人がいないということにとても驚きました。
・海外では、日本ほどスマホ依存はないのでしょうか? 自身も家族もつい見てしまい気になっていることでした。
<参加しての感想・提案など自由にお書きください。>
・初めての体験も多く、楽しかったです。
・子ども達とボードゲームを通してコミュニケーションを取ることで、子どもの成長及びゲームへの遊び方を理解力を感じることができた。
・単純なボードゲームでも、初めてあった人とも楽しく盛り上がることができて、
ボードゲームの威力を知りました。家族や友達とも遊んでみたいと思います。
・思っていたより大人向けの機会だった。
・ボードゲームの楽しみ方を学びました。
・もう少し時間を延ばしてほしい。
・あそびのさんまも大事にしたいと思いました。
・ボードゲームに対して、苦手意識の方が強かったのですが、思っていたより楽しく遊べました。
・新しいゲームを知れて良かったです。
・数多くの種類のボードゲームがあり、今回体験したゲーム以外もやってみたいと思いました。
・家族でもボードゲームをしてみたいと思いました。もっと子どもと話をしようと思いました。
・単純にゲームをすることが楽しかったのと、講義の内容が興味深く勉強になりました。
・久しぶりに頭を使って楽しかったです。
・次回もまた参加したいと思います。
・ゲームのジャンルがとても多く楽しくやれた。
・ボードゲームと地域の交流について興味がましました。